働きたくない

と言っても「とにかく働きたくない」というほどではないが

 

 

 

 

来年度から働く師匠が社会に出るのを目前にド鬱になっているのを見て、働きたくなさが急上昇した次第。

 

 

 

そういう僕は働いてないわけではなく(有言実行できないあたり、心が弱い)、採点のアルバイトをしている。受験生の解いてきた過去問やらを添削・採点する。給料形態は2種類あり、一つは時間を自己申告する時給制、もう一つは一件あたりいくらと決まっているもの。労働者としては前者はできるだけ伸ばして後者はできるだけ早く切り上げたい。

 

 

しかし思うようにはいかない。申告する時間が長いと雇用者から「!?!?結構かかったね…大変だったねお疲れ様」と皮肉を言われ釘を刺されてしまう。

 

 

留年確定ツイートをエゴサしてリツイートしまくる清らかな心の持ち主の僕は、ちょっと多かったかなぁと次回の申告時遠慮気味に書いてしまうのであった。これは良くない

 

 

また固定制の時、教科書・資料集を引っ張り出して調べていると思いの外時間がかかり、あれ気づいたら最低時給以下やん、、頭脳労働なのに、、、という事態が起こる。これも良くない

 

 

こんなことにならないためにどういう働き方があるのか、結局のところ、どういう給料体制がベストなのか知る必要がありますね(ここで本題に入る)

 

 

 

 

そこで最近よく話題に上がる裁量労働制について考えてみよう

 

 

裁量労働制とは実際に働いた時間が何時間であろうとある決まった時間だけ働いたとみなして給料が支払われる仕組みで労働基準法38条の3以下に定義されていて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

うーーーーー難しい

ぴえええええええええええええ

 

 

 

 

理解が難しい時は、他の項目との違いを比較して理解するのが有効な手段です

 

 

 

ということで普通の働き方とフレックスタイム制裁量労働制を比べて見ましょう(真面目モードに入る)

  1. 就業時間
  2. 給料の仕組み
  3. 労働者が気をつけなければいけないこと

この3点で比較します

 

まず1

普通、激混み在来線爆弾に乗って9時始業に間に合わせるわけですが、フレックスタイム制は必ずいてくださいと決められている時間(コアタイム)以外は自由です。絶起!!!!wwwwwwとなってもコアタイムでなければ許されます。(どこかで帳尻合わせなければいけないけど)

 

裁量労働制にはコアタイムも存在せず、全くもって自分で時間を決めることができます。

 

こう書くとフレックスタイム制裁量労働制との違いがないように思われますが違います

 

 

 

そこで2を見ましょう

 

普通の働き方は省略するとして残りの二つ

 

裁量労働制はこれくらい働いたとみなすわけで、実際の労働時間を企業は気にする必要

がありません。一方、フレックスタイム制は始業終業が任せられているだけで法定時間に従う必要があります。法定時間を過ぎた分は残業代が出ます。これは大きな違いですね

 

 

では3

 

労働者は企業に搾取されないように気をつけなければなりません

どうやったら労働時間を減らせるか、お金を多くもらえるか、不当に少なくないか

 

普通の働き方は忙しい時はたくさん残業して、暇なときでも定時まで会社にいるわけで効率が悪いと指摘されます。この問題を解決するためにフレックスタイム制が登場したわけです。でもつまり普通の働き方は労働者に選択の自由がないので気をつけるも何も時間が来るのを待つだけなんですね。

 

 

ではフレックスタイム制

 

別にこの制度は遅く起きて早く帰ろ!!wwwっていうのが目的ではなく、働いてる時間が少ないと来月分の残業代が出るまでの時間が長くなったり、今月分の給料がカットされるので当たり前ですが注意が必要です。

またフレックスといっても残業代は出るので出ているかどうか常にチェックする必要があります。

 

 

最後に裁量労働制

自分で段取りやら手順を決められるのがメリットですが、みなし時間が全てをいうのでこの時間が正当か常にチェックする必要があります。

実際の労働時間とみなし時間に大きな開きがある場合、この仕事と裁量労働制に親和性はそもそもあるのか、会社が残業代を減らそうとするために無理に導入していないかを確認しなければいけません。

 

 

 

いろんなケースがあるので結局、自分で知識を蓄える必要があるという結論です。ルールを知らないほど愚かなことはありません。そもそも土俵に立っていないわけですから。

 

 

ここで今まで書いてきたことがなんとなくでいいので分かっていたら、一つ疑問が生じるはずです。

 

 

 

政府が推し進める働き方改革についてです。首相は国会答弁で会社が決めた定時にとらわれることなく業務調整ができ、子供の送り迎えや半日使ったリフレッシュができるとして裁量労働制の適用範囲を広げようとしています。(現在はデザイナーなど法律で決められた職種だけ)

 

 

ですがほんの少しでも知識があれば、これって裁量労働制である必要あるの??フレックスタイム制でよくない??もしかして労働者を酷使しようとしてる??といった疑問が出てきます。

 

 

ブログ書くまで知りませんでした。アウトプットしようと整理することって大事ですね

 

 

間違っていたら是非ご指導ご鞭撻よろしくお願いします